ころぼっくる(那須烏山市)、陽だまり農場(那珂川町)、綿部農園(那珂川町)を訪れて~
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こんにちは!
RadianceSourceの久木田です。
昨日、佐藤マネージャーと販売スタッフちはるちゃん、野菜担当スタッフひとみさんで店舗で取り扱っている農場、パン屋さん訪問を行いました。
感動と想いを預かってまいりました。その模様をお伝えします!
*追記*
写真と文面が一致しない箇所があり、修正いたしました。大変失礼いたしました。
目次
那須烏山市:マクロビオティックのパン屋さん、「ころぼっくる」
当店でも毎週金曜日に入荷し取り扱いさせていただいているマクロビオティックのパン屋さん、「ころぼっくる」。
南部小麦、ホシノ酵母を使い、丁寧につくられた食べごたえのあるパンはファンがたくさん。
そんなパンを焼く吉岡夫妻と一緒に。(上写真)
優しい人柄の内に秘めた想いを持った旦那さまと明瞭に全体を見て行動する奥様の上手く噛み合ったバランスだから生み出されるおいしく、身体に沁みるパンをこれからもご提供していただければと思います。ありがとうございました!
農家訪問編
陽だまり農場
青空のもと、素敵な笑顔で迎えてくれたのは陽だまり農場、浜中さんご夫妻。
お若い2人が営む農場は、その名のとおり、温かさとエネルギーで満ちていました。
(青ナスの風景)
「畑を見た瞬間に「エネルギー」と「新鮮さ」を感じました。同世代として刺激をうけました。」:マネージャー談
そんな力のある畑から生まれる野菜は、どれも新鮮で信念を感じるものばかり。
帰農志塾での修行を経て、就農した浜中さん。
農作業にかかわる器具類も既製品でなく廃材等を活用して環境にもしっかり目を向けていきたいとのことでした。
今行っている農業が5年後先も同じ方向を向いているようにスキルを上げたいとのこともお話しされていたそうです。
畑の風景はこちら。
(馬頭農村塾塾長、野崎威三男さんともご一緒に)
野崎さんは、学校法人アジア学院の元校長でもあった方だそうです。
実は浜中さんはアジア学院の卒業生でもあり、そのご縁もあり馬頭農村塾ともかかわりがあったので今回ご紹介させていただきました。
アジア学院は、1973年の創立以来アジア、アフリカ、太平洋諸国の農村地域から、その土地に根を張り、その土地の人々と共に働く“草の根”の農村指導者(Rural Leader)を学生として招き、栃木県西那須野のキャンパスにて、国籍、宗教、民族、習慣、価値観等の違いを認めつつ、公正で平和な社会実現のために、実践的な学びを行っている学校です。
9ヶ月間の農村指導者養成の研修は、いのちを支える「たべもの」作りにこだわり、有機農業による自給自足を基本としています。学生たちは座学、ディスカッション、見学研修、グループ単位での農場運営を通して、自国のコミュニティの自立を導くリーダーシップを養います。
アジア学院では、研修を受ける金銭的な余裕のない草の根で働く人々に研修の機会を与えるため、海外からの学生渡航費、研修費をほぼ全額負担しています。そしてこのアジア学院の活動は、皆様のご厚意と寄付によって支えられています。
(平飼いの烏骨鶏たち。養蜂もしているそう)
(赤紫蘇とルバーブも元気に育っていました。)
信念、そしてそれを実現させるための計画性も持った期待の若手農家さんです!
30日に開催される量り売りイベントにも立ち会ってくれるかもしれないとのことです!ありがとうございました。
綿部農園
続いて、綿部農園代表の綿部さんのもとへ。
「優しさを体現したような農家さん」
:マネージャ談
そんな穏やかな綿部さんも農家になるまで実に色んな事があったそうです。風景を交えてお伝えします。
(落花生は茎から伸びた芽が土の中に自分から入って実をつけるそう。)
(青空に美しい緑が映える景色に囲まれた畑)
綿部さんは、昔料理店に勤める料理人だったそうです。
料理人の道を歩む中、何度も困難があり、自分の人生を見つめなおした結果、
有機農業の道を進むことに。
(オクラ(スターオブデイビット)の畑)
当時30歳のこと。
帰農志塾で3年8か月の修行を経て、綿部農園を開園。
今年で3年目。
RadianceSourceで販売している「ごぼう」や「玉ねぎ(加熱した時の甘みがすごい)」は、そんな志と優しさにあふれた手から生まれてるといってもいいでしょう。
(のっぽなオクラにびっくり!周囲に高いものがあるとそれに負けじと伸びる習性によるものです。)
今はもみがらや米ぬか植物性肥料がメインになりつつある綿部さんの畑。
優しさが畑にも反映された素敵な農場でした。
ありがとうございました。
こんな想いのある農家さんの野菜がRadianceSourceにはあります。
ぜひ、手に取ってその野菜の味と生産者の想いを感じていただければ、幸いです。
今日も20時まで営業です!
皆様のご来店心よりお待ちしております。
帰農志塾とは?
ご紹介したお二人が出身の「帰農志塾」について追記しておきます。
近年農業後継者が減少する一方、都市生活・企業社会・文明の進歩などに疑問を持ち、田舎暮らし志向や農業志願者が増加している。これらの人達の中に は、近未来的に予測される多くの問題解決の糸口が含まれている。
即ち、人間も自然の一員として等身大に生きていかなければ、地球環境は益々悪化し、多く の生き物だけでなく、人類の生存基盤も危ぶまれてくるであろう。
これらの問題を直視し、一人の人間として農村の中で実践する人や、海外において協力活動を 行おうと考えている人達を育てる場である。
http://www.kinousijyuku.com/